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削るもの・削らないものの最適なバランス

13インチの液晶画面とフルキーボードにこだわった結果として、MacBook Airは一般的なサブノートというカテゴリで見た場合、決して小さくはない。しかし、その観点から“中途半端なマシン”とするのは大間違いだ。つまり、MacBook Airは“新たなフルスペックノートマシン”と見るべきで、この大きさで1.36キロを実現した、と考えるべきだ。快適に使うために最低限必要なものは削らず、それ以外のものはネットワーク上にあるものを利用するという発想、すなわち「Air」を体現するマシンなのだ。まず、液晶ディスプレイを開くと、黒いキーボードと大きくなったトラックパッドが現れる。キーボードは、MacBook Pro同様にバックライトを搭載し、トラックパッドはマルチタッチに対応したため、従来よりも大きくなり、ボタン部分は小さくなった。また、液晶ディスプレイの上には、従来のものと画質も変わらない、iSightを搭載している。

液晶ディスプレイの開閉にも一工夫を凝らし、開閉がスムーズ!

液晶ディスプレイの開閉部には、MacBookと同様のマグネットラッチが採用されているため、ボタンを押して開ける必要がなく、指一本で開けることが可能だ。また、液晶周りのベゼルにはゴム状のパッキンが取り付けられているため、閉じた時の感じが優しく、「パチッ」という音もしない。さらに、全体のデザインを向上させたヒンジは強度も高く、スムーズな開閉にも重要な役割を果たしている。