HOMEMacの活かし方③ - システム編 > インテル/PowerPCに対応した外付け起動ディスクの作り方

インテル/PowerPCに対応した外付け起動ディスクの作り方

インテルMacとPowerPC Macの両方を所有しているMacユーザも多いだろう。このようなCPU世代が異なるMac間では、起動ディスクとして使えるハードディスクのパーティション形式が異なっているため、例えばインテルMacの起動ディスクとして使っている、GUIDパーティション形式の外付けハードディスクは、そのままではAppleパーティション形式のPowerPC Macの起動ディスクとして使うことができない。しかし、ここには意外と知られていない事実がある。実は、インテルMacはAppleパーティション形式のハードディスクからも起動することができるのだ。つまり、PowerPC Macで外付けハードディスクにMac OS X 10.5をインストールすれば、インテルMacでも利用できる外付け起動ディスクを作ることができるのだ。この起動ディスクからは、インテルMacでもPowerPC Macでも起動が可能なため、これをメインハードディスクとして使えば、どこでも自分の環境を完全に再現することができるというわけだ。

インテルMac/PowerPC Mac両対応の起動ディスクの作り方

起動ディスクを作成する作業は、すべてPowerPC Macで行う。手順としては、まずPowerPC Macの「ディスクユーティリティ」で外付けハードディスクを初期化する。この時、「パーティション」タブの「オプション」をクリックして、「Appleパーティションマップ」になっていることを確認する。初期が終了したら、あとはMac OS XのインストールDVDから外付けハードディスクへ、通常通りのインストールを実行すれば良い。