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「Macintosh」から始まったMacの歴史。1990年代後半、そのカッコイイ見た目にユーザーが惹かれ販売数を一気に伸ばしました。

あれ？でもいつの間にかあのタイプのMacって消えているよな…。

けっして人気がなくなったからではありません。さらにユーザーが満足するデザインに変更されただけです。

きっとMacを使ったことがない人は多いと思います。もともとMacは一般の人には使いにくいパソコンでした。アイコンは右側でWindowsは使えない。ビジネス用途に開発されているソフトウェアはWindows向けのものが多い。

さらにはWebデザインやグラフィックデザイン、音楽（DTM・DAW）や映像（ノンリニア編集・VFX）をするには優れていますが、一般の人はほとんどその使い方はしません。その上、価格もWindowsを搭載しているパソコンの方が安い。だから一般的にはMacはそんなに浸透していないのです。

ですが、最近ではMacユーザーが増えてきました。その理由を教えます。

Windowsを搭載しているパソコンはSurfaceを除き、OSとパソコン本体は別会社が製造しています。そのため、メーカーによって機能が違い、デザインもバラバラです。しかし、MacはAppleがすべてデザインも含めて製造設計しているため、デザインが統一されています。

このデザインは、故スティーブ・ジョブズが一切の妥協を許さないデザインの追求によるものです。無駄なデザインは無くし機能性にも優れているデザインにする。このデザインの追求が今多くのユーザーにウケています。このデザインに惚れてMacを購入したという人は少なくないでしょう。

スティーブ・ジョブズのデザインの追求はパソコン本体だけではなく、パソコンの梱包パッケージにから内蔵機器まで及び、購入して最初に梱包パッケージを開ける時にもユーザーを感動させてくれます。

また、Macは特殊なパーツやネジなどを使用していることが多く、他社の製品に比べてユーザーがいじれる部分が少ないので、修理はそのへんに店をかまえているお店ではなく専門店に任せましょう。

スティーブ・ジョブズが妥協を許さなかったのはパソコン本体と梱包パッケージだけではありません。パソコンを起動させたあとのインターフェイスにも一切の妥協を許していません。

ユーザーが直感的に操作できるような計算され尽くしたインターフェイスになっており、ストレスを感じることなく操作ができます。今では日記のようにブログをつけている人がいますが、このブログを書く時にもとっても操作がしやすいインターフェイスとなっています。

例えば、WindowsだとOSが新しくなるとインターフェイスも大幅に変更されることが多く、新しくなった直後はどこを操作すればいいのかわからなくなりますが、MacのOSはアップデートしても大幅にインターフェイスが変わることがないので、アップデートした直後も変わりなく操作することができます。そう考えると、Windows搭載パソコンよりもMacパソコンの方が長い目でみると使いやすいかもしれませんね。

Macは同じApple社製品のiPhoneやiPad、そしてiPodとの連携ができます。この連携ができることで、iPhoneやiPadで撮影した写真や動画をAirDropを使って超簡単にMacに送ることができ、iTunesに保存している楽曲も超簡単にiPodに入れることができます。

また、iPhoneやiPadの各種データーのバックアップも簡単にできます。これらのデバイスを持っている方には、Macパソコンがおすすめです。

Macで作業する上で便利なところが、デスクトップを複数作ることができる点です。Macには仮想デスクトップ機能というものがあります。この仮想デスクトップ機能を使用すると、デスクトップ1ではこの作業、デスクトップ2ではこの作業というように、複数のデスクトップを分けてマルチ作業をすることができます。そしてそれぞれのデスクトップはトラックバックで簡単に切り替えることができます。

実はこのデスクトップを複数作ることができる仮想デスクトップ機能はWindows10にもあります。しかし、Macの仮想デスクトップ機能よりも操作がしづらく作業がしにくいです。そのため、Windowsで仮想デスクトップ機能を使うとストレスを感じながら作業をすることになります。

実はMacでもWindows OSを使うことができます。

Windows OSを使えるようにするには、Boot Camp（ブートキャンプ）というソフトウェアを使います。まぁMacを購入したのにわざわざWindowsに変更する人は少ないでしょうが、マイノリティーに向けた機能なのでしょうね。

逆に、Mac以外のパソコンにMac OSを入れることはできません。

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