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忘れてしまったパスワードを探し出す

アプリケーションやメールのパスワード、ブログやウェブページのパスワード、ファイルサーバやAirMacのネットワークパスワードなど、普段Macに自動入力させているパスワードは、“キーチェーンアクセス”というユーティリティーソフトで一元的に管理する仕組みになっている。そのため、これらのパスワードを忘れてしまったとしても、管理者パスワードさえ覚えていればいつでも表示することができるのだ。パスワードを忘れてしまった場合は、まず「ユーティリティ」フォルダにあるキーチェーンアクセスを起動しよう。次に、「パスワード」のリストから該当する項目を選び、ダブルクリックまたはコンテクストメニューから「情報を見る」を選択し、情報ウィンドウを表示させる。そして、「パスワードを表示」のチェックボックスをオンにすると、管理者パスワードを求められるので、入力し「許可」をクリックすれば良い。

非常に手軽なキーチェーンアクセス。しかし…

このように、パスワードの自動入力と一元管理を行い、パスワードを忘れてしまった場合でも、管理者パスワードさえあれば、非常に手軽にパスワードを表示できるキーチェーンアクセスはとても便利だ。しかしその反面、管理者パスワードを知られてしまうことで、さまざまなパスワードを同時に盗まれてしまう可能性もある。管理者パスワードの重要性が理解できるだろう。