HOMEMacの活かし方③ - システム編 > Macに接続したプリンタをWindowsと共用する

Macに接続したプリンタをWindowsと共用する

自宅ではiMac、外出先ではMac Bookを使っているユーザの中には、「うっかりして自宅に大事なデータを忘れてきてしまった」という経験を持つ人も多いはずだ。こんな時のために、自宅にサーバを構築しておけば、慌てて家に帰らなくても、ファイル共有機能を使い、外出先からインターネット経由でデータを引っ張ってくることが可能だ。とは言え、サーバの構築には、ネットワークやサーバソフトに関する知識が必要なので、一般のユーザには敷居が高い。そこでお勧めなのが「MobileMe」。年間9800円の有償サービスだが、こうした問題をすぐに解決することができる。Mac OS X 10.5 Leopardを搭載したMac同士であれば、それぞれに同じMobileMeのアカウントを設定しておくだけで、「どこでもMy Mac」という遠隔操作機能が利用できる。それぞれのMacでこの機能を有効にし、自宅のMacでファイルや画面の共有サービスをオンにしておけば、遠隔操作が利用できるようになる。

ルーターとファイアーウォールの設定に注意

「システム環境設定」の「MobileMe」パネルで機能を有効にすれば、ファイルなどの共有が可能になる。ただし、このサービスは「NAT-PMP」や「UPnP」といったポートマッピングプロトコルに非対応のルーターでは使えず、ファイアーウォールで防御されている企業内のLANから接続することもできない。なお、VPN機能を備えたルーターを導入すれば、同様の機能を実現することができる。