HOMEMacの活かし方④ - トラブルシューティング編 > 素直に削除できない項目がゴミ箱にたまってしまった

素直に削除できない項目がゴミ箱にたまってしまった

Finderでロックした項目がゴミ箱に入っていると、いくら「ゴミ箱を空にする」を実行しても、項目を削除することができない。この場合、情報ウィンドウでロックを外せば削除できるが、削除項目が多くなるとこの操作を繰り返すのが非常にめんどうだ。そんな時は、「option」キーを押しながら「ゴミ箱を空にする」を実行しよう。この方法なら、ロック属性を無視して強制的に削除を実行することができる。また、項目のアクセス権が異常な状態にあり、削除の権限がないために「ゴミ箱を空にする」が実行できないケースもある。特に、LAN経由でファイルをやり取りした場合に発生するが、この場合は「ディスクユーティリティ」の「ディスクのアクセス権を修復」で修復を試してみよう。この手順でボリュームのアクセス権を修復すれば、項目の削除が可能になる可能性が高い。それでも削除ができない場合は、ゴミ箱そのものを削除しよう。

ターミナルからゴミ箱そのものを削除する

最終手段として、ターミナルからゴミ箱そのもの(.Trashフォルダ)を削除してしまうという方法がある。ターミナルを起動したら「sudo rm –rf /.Trash」とコマンドを入力して、管理者パスワードを入力しよう。この手順を実行すれば、ゴミ箱そのものを削除することができる。この状態ではゴミ箱にアイテムをためることができないが、システムを再起動することで空のゴミ箱が復元されるため、実害はない。