HOMEMacの活かし方③ - システム編 > 余ったハードディスクをまとめて大容量にする

余ったハードディスクをまとめて大容量にする

ハードディスクの価格が下がり、大容量のモデルも手軽に購入できるようになった。交換した古い内蔵ハードディスクは、ハードディスクケースなどに入れて再利用できれば良いが、中途半端な容量のディスクでは無駄が多く、使い道に困ってしまう。もし余ったハードディスクが複数台あるのなら、「ディスクユーティリティ」のRAID機能を使って1つのディスクセットとして、まとめて使おう。組み合わせるハードディスクの容量や、インターフェイスが異なっていてもO.K.で、さらにはSSDやUSBフラッシュメモリなど、種類が異なる記憶メディアであってもかまわない。ただし、基本的にアクセス速度は遅いデバイスに合わされてしまうので、極端に遅いディスクは混ぜない方が良いだろう。セッティングは、「ディスクユーティリティ」の「RAID」から複数のディスクを選択し、「連結されたディスクセット」でRAIDセットを作成するだけで良い。

RAIDセットの注意事項

RAIDセットの注意事項としては、アクセス速度が遅いデバイスに合わされてしまう点と、ディスクの故障に弱い点が挙げられる。複数のディスクをまとめてRAIDセットとして使う場合、1台のディスクが故障してしまうと、すべてのデータが読み取れなくなってしまう。そのため、この方法で作成したディスクは、重要なデータの保管場所としては不向きと言えるだろう。